女戦士ジョエリーのジレルを主人公に据えたヒロイック・ファンタジー連作短編集。このシリーズは以前「ヘルズガルド城」を『不死鳥の剣」で、また同著者によるスペースオペラ「ノースウェスト・スミス」のシリーズにゲスト出演した「スターストーンを求めて」を『大宇宙の魔女』で読んでいる。
今回全五編からなるシリーズすべて(ちなみに「ヘルズガルド城」は最終作である)を読んで思ったのは、上記2本はどちらかというと番外編的なノリで、そして
番外編の方が面白いの(´・ω・`)
というその、まあ初版刊行昭和49年っていう訳文の古さもあるんだろうけどさぁ……
松本零士のイラストは確かに目を和ませてくれるものではあるけれど、ときどき手抜きっぽいのもあるぞw