2006-01-01から1年間の記事一覧
(講談社文庫)" title="そして五人がいなくなる (講談社文庫)">そして五人がいなくなる (講談社文庫)作者: はやみねかおる出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/07/12メディア: 文庫 クリック: 33回この商品を含むブログ (47件) を見る児童書と一般書の垣根が…
八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)作者: 佐藤卓己出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/07/06メディア: 新書購入: 6人 クリック: 442回この商品を含むブログ (131件) を見る去年いろいろ話題になったのに乗り遅れ、口惜しくて一年…
一人ならじ (新潮文庫)作者: 山本周五郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1980/02/27メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (4件) を見る山周を読むのはこれが初めて。初読としてこの短編集がよいかどうかよくわからないが… 「武家物」…
思ったこと。・落としどころは「自我」すなわち「エゴイズム」すなわち「私はこれこれの事柄について嫌だと思う」すなわち「NOの思想」を非常に綺麗に描いている ・大道寺知世の持つ母性は「当人(つまり木之本さくら)の母親の贋物」であり(知世のヘアス…
青い宇宙の冒険 (講談社青い鳥文庫)作者: 小松左京,安倍吉俊出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/15メディア: 新書 クリック: 63回この商品を含むブログ (9件) を見る大規模書店に行くと時々「ここには自分の知らない、読めばきっと面白い本がいくつもあ…
GUNSLINGER GIRL 7作者: 相田裕出版社/メーカー: 角川HD(アスキー・メディアワークス)発売日: 2006/07/27メディア: コミック購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (218件) を見る前回6巻を読んだときには結局ここに感想を挙げなかった。理由は色々…
「SFはパースペクティブでファンタジーはオルタネイティブだ」というのがザブングルの主人公*1なのです。「ミステリーは昇華だ」と続くのですがこれを「sublimate」と直訳しても意味が通じそうにないので上手い言い回しを考えたいところ。「シフトアップ」…
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (13) (角川コミックス・エース (KCA80-16))作者: 安彦良和,矢立肇,富野由悠季出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07メディア: コミック購入: 4人 クリック: 10回この商品を含むブログ (109件) を見る今回からは「ルウム編」…
はまぞうでは出てこなかったので直接リンクを貼る。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4167151073/503-8666459-8638333?v=glance&n=465392&s=gateway自分が読んだのは文庫ではなく単行本のもの。古書業界ではどっちが入手し易いんだろう。旧日本陸軍の戦車…
小林宏明のGUN講座2―ミステリーから学ぶ銃のメカニズム作者: 小林宏明出版社/メーカー: エクスナレッジ発売日: 2006/07/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 13回この商品を含むブログ (6件) を見るまさか2巻が出るとは思わなかったので…
というパラダイムがあって、大抵の場合は「卵を割らなければオムレツを作れる可能性がない」という能動に落とし込むのが常であるが、この点TV版の方の「吸血姫美夕」は「卵を割らなければオムレツを作る必要性がない」という停滞に落とし込んでいて面白か…
以前「太平洋戦争の日本軍防御陣地」について書いたとき*1 このシリーズ次は二次大戦のドイツ軍で「高射砲塔」とか出てくるらしい、ちょっとわくわくしている などと書いてますが、もう書店に並んでる「第三帝国の要塞」はオスプレイ・ミリタリーシリーズで…
彼らは来た―ノルマンディー上陸作戦作者: パウルカレル,Paul Carell,松谷健二出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1998/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (8件) を見る自分が読んだのは古書店で入手したフジ出版の初版(定価…
というアニメが昔あって、その中で一番面白いキャラクターは八卦衆、「地のディノディロス」を駆るロクフェルという人物であった。 彼女の提示した「それでも、私は私である」というテーゼは作品全体を非常に引き締めていて、この概念があればこそ、あの作品…
戦う民間船―知られざる勇気と忍耐の記録 (光人社NF文庫)作者: 大内建二出版社/メーカー: 光人社発売日: 2006/06メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る光人社NF文庫で精力的に輸送船舶の本を書いている著者の新作。珍しく英語で副…
ゼーガペインのスタッフは心の底から人類を呪っている悪魔だ!!しかし、ゼーガペイン第13話「新たなるウィザード」の内容について触れることはネタバレにあたるため、 例え「続きを読む」で隠されていても絶対に遠慮する。
ひとくちに「無神論」と言ってもその在り方は二つあると思います。 神格に対する能動的な否定か受動的な否定か。一般的ニッポン人の否定観って受動的で、それには少なからず太平洋戦争が関係しているのではないか…とは思いますが確信はありません。 能動的な…
さよなら妖精 (創元推理文庫)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/06/10メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 254回この商品を含むブログ (282件) を見る以前ハードカバーで刊行された時に割と評判だった一冊。デビューはもう少し前だった…
価値(価値観)にとって重要なのは第一印象で、理屈は後付けです。あらゆる物事でそうだと思う。 思う反面「何故自分はそこに価値を見出すのか」については論理的というか文章的(?)でいたいなーとも考える。ところで「砲兵」のことを英語では「Artillerie…
補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)作者: マーチン・ファンクレフェルト,Martin van Creveld,佐藤佐三郎出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/05メディア: 文庫購入: 24人 クリック: 232回この商品を含むブログ (75件) を見る名著と言わ…
ベルリンの戦い1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦場イラストレイテッド)作者: ピーターアンティル,Peter Antill,Peter Dennis,三貴雅智出版社/メーカー: 大日本絵画発売日: 2006/05メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (3件)…
エマ (7) (Beam comix)作者: 森薫出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2006/05/25メディア: コミック購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (315件) を見るこちらはざっと四年半だそうで、たしか読み始めた時には3巻まで刊行されていたはずだ…
ヨコハマ買い出し紀行 (14) (アフタヌーンKC (1176))作者: 芦奈野ひとし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/23メディア: コミック購入: 2人 クリック: 50回この商品を含むブログ (173件) を見る足掛け12年の連載だったそうで、ほぼリアルタイムで付き…
珍しく、二本のマンガがほぼ同時に最終巻だった。こんなこともあるものだな。
スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943 (朝日文庫)作者: アントニー・ビーヴァー,堀たほ子出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2005/07/15メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 25回この商品を含むブログ (19件) を見るスターリングラードの戦い、といえ…
アニメ版の第二期シリーズ、いわゆる「春」の後半部分。見直してみて改めて思ったのですが、この作品を形作っているのは「リアリズム」すなわち「現実主義」です。 自分自身は当然女子校になど通ったことはないのですが、女子校の現実ってこうだと固く信じま…
太平洋戦争の日本軍防御陣地―1941‐1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の築城と要塞イラストレイテッド)作者: ゴードン・L.ロトマン,Gordon L. Rottman,Ian Palmer,齋木伸生出版社/メーカー: 大日本絵画発売日: 2006/04メディア: 単行本購入: 2人 …
ムンクを追え! 『叫び』奪還に賭けたロンドン警視庁美術特捜班の100日作者: エドワード・ドルニック,河野純治出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/01/24メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (44件) を見る海外に旅行した友人達の話による…
蜂の巣にキス (創元推理文庫)作者: ジョナサン・キャロル,浅羽莢子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/04/22メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (46件) を見る長らく遠ざかっていた作家の本を、新刊文庫で見つけて嬉しくなる。読まず…
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12) (カドカワコミックスAエース)作者: 安彦良和,矢立肇,富野由悠季出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/04/22メディア: コミック購入: 4人 クリック: 11回この商品を含むブログ (114件) を見る今回は「開戦編・後」である。…